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近藤恵介×古川日出男の二人展「絵東方恐怖譚」

Info | 2011.03.29


先週末、ギャラリーカウンタック清澄で行われている、小説家・古川日出男さんと
画家・近藤恵介さんの二人展「絵東方恐怖譚」オープニングレセプションに顔をだした。
一歩会場へ足を踏み入れると、息をのむような公開制作のまっただ中。
あうんの呼吸で二人は黙々と筆を進め、真っ白のキャンバスを埋めていく。

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今回行われている展示は、『美術手帖』4月号掲載の「図説東方恐怖譚」
(小説・古川日出男/絵・近藤恵介)とリンクした形態の展覧会。
誌面ではページをめくり文字を読むことで見えてくる小説と絵の関係性を模索したが、
本展覧会では展示空間で作品と対峙することを念頭に、新たな表現を試みている。

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いくつかのプロセスを経て行われた制作を辿るように、作品は展示されている。
研ぎすまされた感性で踊るように書かれた古川氏の100文字×8篇のテキスト、
そこに添えられた近藤氏の絵は物語の器となって、読むもの、みるものの想像力を喚起する。
近藤氏が絵と文章の関係性を探るにあたって参考にした、絵巻物をモチーフとした作品も。

当日制作された作品は、会期中展覧会場でも展示されている。
誌面を見開き、展示空間に立ったとき、奇異なる絵と文章の関係性に気づくだろう。

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近藤恵介/古川日出男「絵東方恐怖譚」
期間/開催中〜4月9日(土)
時間/13:00〜19:00 ※日月祝閉廊
会場/Gallery Countach Kiyosumi