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TRANSIT33号 美しきヨーロッパ スイートな旅をしよう

発売日:2016年9月16日

旅先でひと休み、しますか?

コーヒーを飲んで甘いものを食べて、道行く人々に目を向けてみたり、隣のテーブルの人と話してみたり。観光地巡りもよいけれど、旅の途中に味わうふとした休憩も楽しいひと時。今号のTRANSITはそんな"甘い時間"を総力特集。ヨーロッパの喫茶文化が花咲く4都市、パリ・ロンドン・ミラノ・シチリアを訪れました。

おいしい旅の始まりは洗練された流行発信地・ミラノから。朝昼夜を追いかけて、至福のドルチェを巡ります。強い日差しと店先に色鮮やかな菓子が印象的なシチリア島では、老舗菓子店の主人たちに密着取材。老若男女に親しまれる郷土菓子の伝統に触れました。つづいては美食の都・パリの人びとの日常へ。友人、家族、恋人と一緒に過ごすなら、どこで何を食べる? カフェやお菓子専門店が軒を連ねるパリの街で、一人ひとつはもっている、お気に入りのスイーツとの過ごし方を切り取りました。そして海を渡ってイギリスへ。"素朴な"と表現されるお菓子とお茶の文化に垣間見えるのは誇り高い伝統への姿勢。一般家庭へのホームステイで100年以上前からのレシピに出会い、ロンドンでは現在のティータイム文化を探ります。

第二特集「喫茶とクリエイション」では、パリのカフェと芸術にフォーカス。実は1870年代の印象派、1910年代のエコール・ド・パリ、と19世紀後半からはパリのカフェこそが芸術家や文化人が集い、新しい芸術が生まれた舞台。彼らが実際に通ったカフェなどを案内しながら、当時の背景や中心人物を作品とともに紹介します。ほかにも市場のシェアと構造、科学、消費とブームなどお菓子事情を紐解く「スイーツ社会学」、有名パティシエとそのスペシャリテを総おさらいする「現代スイーツ界相関図」など、読み物ページも充実。スイーツにまつわるモノ・コトを多角的に深堀りしていきます。

特別付録は12ヵ月のスイーツ・レシピカード。イタリア、フランス、イギリスの季節や行事を彩る12の菓子のレシピを、切り離せるカードに。作って、食べて、飾って、1年ずっと甘い生活を楽しんで。

そうやって"甘い"世界をいま一度見つめ直したTRANSIT33号。甘いものの歴史を振り返ってみても、かつて辺境の地からヨーロッパへ辿り着いた砂糖やカカオや茶は、時代を経てそれぞれの街(国)で独自のスイーツ&喫茶文化を確立しました。同時にそれを楽しむひと時は、人びとの生活や人生になくてはならない存在に。目の前のケーキとコーヒーから人類の歴史とひとりの人生がみえてくる。そんな奥深い(おいしい!)甘い時間を求めて。


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特集記事

  • ・ドルチェ・ビータ 甘くほろ苦い、人生/ミラノ
    【写真:在本彌生】
  • ・人生はドルチェとともに/シチリア
    【写真:在本彌生】
  • ・パリの日常は、甘くて甘くてときどき苦い/パリ
    【写真:宮本 武】
  • ・おいしい英国/レットフォード・コッツウォルズ
    【写真:片本沙織】
  • ・それぞれの、ティータイム/ロンドン
    【写真:NUMA】
  • ・旅するショコラティエ/ブリュッセル
    【写真:村松史郎】

第二特集

  • ・スイーツ社会学
    THE INDUSTRY/SCIENCE/TREND/RESEARCH
  • ・喫茶とクリエイション
    カフェの誕生と発展/印象派/エコール・ド・パリ/文筆家・哲学者/パリ、クリエイションが生まれる街/カフェ案内
  • ・My Sweet Paris わたしのパリ
    川内有緒/阿部海太郎/渋谷慶一郎/石田 千/川内倫子/山下哲也/福田里香/鹿島 茂

その他の記事

  • なんで世界は甘くて苦いの?
  • スイーツカルチャーCINEMA・BOOKS
  • 甘いものをめぐる偉大なる冒険!
  • 1万年のスイーツ百科
  • 英仏伊の地方菓子めぐり
  • ロンドン、甘死寸前24時!
  • スイーツ界相関図
  • 天才たちの華麗なる名言&スペシャリティ 他

特別付録

  • 別冊付録「ペンフォールズ・ブック」
  • BOOK in BOOK「スイーツ・レシピカード」

人物

  • ・小池栄子
  • ・島本理生
  • ・田邊優貴子
  • ・金原瑞人
  • ・宮本笑里
  • ・佐藤ビンゴ