海と暮らしの循環を。
『海の森、海のいま展』
8/3〜12＠青山・スパイラル
8月に入っていよいよ夏本番。海辺へ出かけたくなる季節ですね。そんな真夏の東京で、8/3〜12まで海を感じるイベント『海の森、海のいま展-海のレシピプロジェクトと新たな航海のはじまり-』が青山のスパイラルガーデンで開かれます。
TRANSIT55の海特集でも世界と日本の海を取り巻くカルチャーを伝えてきました。美しい海に抱かれて地球環境は穏やかに保たれているけれど、海の環境も少しずつ変わりつつあることにも誌面では触れています。『海の森、海のいま展-海のレシピプロジェクトと新たな航海のはじまり-』は海のいま、そして未来についても考えさせてくれる展示。その内容を覗いていきましょう。
text=TRANSIT
"食"と"ものがたり"を通して"海"を伝えるウェブメディア「海のレシピプロジェクト」が、8月3日（水）～12日（金）にスパイラルガーデン(スパイラル1F)で『海の森、海のいま展 -海のレシピプロジェクトと新たな航海のはじまり-』を主催。
食べるスープの専門店〈Soup Stock Tokyo〉と協同で魚のスープを提供したり、海にまつわる作品展示、海をベースに活躍するゲストを迎えたトークイベントやワークショップ、音楽家によるライブが行われる予定です。
会場では、未利用魚として注目が集まる「アイゴ」の展示や、海の知識が深まる本、「海のレシピプロジェクト」がセレクトした海にまつわる商品が並ぶ。
▶︎COLLABORATION
「海のレシピプロジェクト」では、今回、海の課題から、「磯焼け」と「未利用魚」に着目。磯焼け（海の中の海藻がなくなってしまう海の森の砂漠化）の原因のひとつとされている草食魚の「アイゴ」をフィーチャー。アイゴは毒と独特な臭みがあることで知られていて、釣り人にはお馴染みだけれど食べる機会が少ない魚。きちんと処理をすればおいしく食べられるとあって、少しずつ見直されてきている魚なのです。そんな未利用魚に新たな価値を吹き込むべく、海のレシピプロジェクトは「#アイゴプロジェクト」を立ち上げ、第1弾として大分県・米水津の水産加工会社「やまろ渡邉」との協業により、無添加で旨みのあるアイゴの干物の製品化を実現。さらに今回の『海の森、海のいま展』のスパイラルガーデンではプロジェクト展示を行い、スパイラルカフェではSoup Stock Tokyo監修のアイゴだしのスープセットを期間限定・数量限定で楽しむことができます。旨みがあって高級魚のようにおいしいアイゴとズッキーニやトマトなどの夏野菜を煮込んで、檸檬とサフランで爽やかに仕上げました。海を想う人たちの力が一つになって生まれたサフランブイヤベースです。
▶︎EXIHIBITION
「氷のインスタレーション」
アーティスト：後藤朋美
http://www.tomomigoto.com/tomomi_goto.html
形態は変わり続けながら存在そのものは変わらずに在るもの。変わり続けることによる不変の表れ。氷と光が柔らかな像を描き、海の波音が響きます。
「海洋プラスチックを用いた舟のインスタレーション」
アーティスト：松澤有子
https://www.yukomatsuzawa.info/
逗子の小学校等の協力で集められたペットボトルの蓋。そこから「糸」を紡ぎ編んだ大きな舟が海洋プラスチックの魚たちと一緒に現れます。
▶︎TALK EVENT
「海の森はごちそう−藻場とアイゴから教わること−」
日時：2022年8月5日（金） 18 :30 - 20:00
定員 : 50名 参加費 : 500円（18歳以下無料）
ゲスト：友廣裕一（シーベジタブル共同代表）、長谷川友美（映画監督）、松尾琴美（Soup Stock Tokyo 商品部）
お申し込みはこちら https://uminorecipe-talk1.peatix.com
「海の時間と私たちの時間−ハワイの伝統航海カヌー「ホクレア」の旅から−」
日時：2022年8月12日（金） 18 :30 - 20:00
定員 : 50名 参加費 : 500円（18歳以下無料）
ゲスト：内野加奈子（ハワイ伝統航海カヌー「ホクレア」クルー）、stillwater
お申し込みはこちら https://uminorecipe-talk2.peatix.com
▶︎WORKSHOP
「魚網でつくるちくちくサコッシュ」
日時：2022年8月7日（日）13:30 - 14:30 / 15:00 - 16:00
定員：20名 参加費：1000円*（未就学児以上対象/サコッシュ1個分材料費込み）
*材料費等の都合で参加費用が他イベントと異なります。ご注意ください。
講師：松澤有子（アーティスト）
お申し込みはこちら https://uminorecipe-ws1.peatix.com
「海のプラスチックのお話と海洋プラスチックでぺったんカードづくり（はがき5枚付）」
日時：2022年8月11日（木） 13 :30 - 14:30
定員：20名 参加費：500円（材料費込み/はがき5枚制作）
講師：松澤有子（アーティスト）、クラゲのくらちゃん
お申し込みはこちら https://uminorecipe-ws2.peatix.com
▶︎LIVE EVENT
「音楽家による"海のうた"ミニライブ」
日時：2022年8月11日（木） 17 :30 - 18:30
定員：50名 参加費：500円（18歳以下無料）
出演：青柳拓次（音楽家）
お申し込みはこちら https://uminorecipe-live.peatix.com
次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として行われている『海の森、海のいま展』。「海のレシピプロジェクト」が取材で見聞きした"海のいま"を伝え、さまざまな切り口から語り合い、私たちの命の源である"海の森"にアプローチしていくイベントになっています。街中にいながら、海を聴く、学ぶ、味わう、触れることができる場なのです。
海が教えてくれる未知なる可能性は、私たちの暮らしにヒントを与えてくれるかもしれません。ぜひ東京で"海のいま"を感じてみませんか?
■Information
『海の森、海のいま展 -海のレシピプロジェクトと新たな航海のはじまり-』
日時：2022年8月3日（水）〜2022年8月12日（金）11:00 - 20:00
会場：Spiral Garden（Spiral 1F） 東京都港区南青山5-6-23 1F
入場料：無料
公式サイト：https://uminorecipe.jp
主催＝海のレシピプロジェクト実行委員会
共催＝日本財団 海と日本プロジェクト
協力＝ Soup Stock Tokyo、株式会社やまろ渡邉、株式会社天洋丸、タキヤ株式会社、キハラ株式会社
会場構成＝畝森泰行建築設計事務所
デザイン＝ direction Q
会場協力＝株式会社ワコールアートセンター
■Contact
海のレシピプロジェクト実行委員会
メールアドレス：uminorecipe@gmail.com
TRANSIT55の海特集でも世界と日本の海を取り巻くカルチャーを伝えてきました。美しい海に抱かれて地球環境は穏やかに保たれているけれど、海の環境も少しずつ変わりつつあることにも誌面では触れています。『海の森、海のいま展-海のレシピプロジェクトと新たな航海のはじまり-』は海のいま、そして未来についても考えさせてくれる展示。その内容を覗いていきましょう。
text=TRANSIT
"食"と"ものがたり"を通して"海"を伝えるウェブメディア「海のレシピプロジェクト」が、8月3日（水）～12日（金）にスパイラルガーデン(スパイラル1F)で『海の森、海のいま展 -海のレシピプロジェクトと新たな航海のはじまり-』を主催。
食べるスープの専門店〈Soup Stock Tokyo〉と協同で魚のスープを提供したり、海にまつわる作品展示、海をベースに活躍するゲストを迎えたトークイベントやワークショップ、音楽家によるライブが行われる予定です。
会場では、未利用魚として注目が集まる「アイゴ」の展示や、海の知識が深まる本、「海のレシピプロジェクト」がセレクトした海にまつわる商品が並ぶ。
▶︎COLLABORATION
「海のレシピプロジェクト」では、今回、海の課題から、「磯焼け」と「未利用魚」に着目。磯焼け（海の中の海藻がなくなってしまう海の森の砂漠化）の原因のひとつとされている草食魚の「アイゴ」をフィーチャー。アイゴは毒と独特な臭みがあることで知られていて、釣り人にはお馴染みだけれど食べる機会が少ない魚。きちんと処理をすればおいしく食べられるとあって、少しずつ見直されてきている魚なのです。そんな未利用魚に新たな価値を吹き込むべく、海のレシピプロジェクトは「#アイゴプロジェクト」を立ち上げ、第1弾として大分県・米水津の水産加工会社「やまろ渡邉」との協業により、無添加で旨みのあるアイゴの干物の製品化を実現。さらに今回の『海の森、海のいま展』のスパイラルガーデンではプロジェクト展示を行い、スパイラルカフェではSoup Stock Tokyo監修のアイゴだしのスープセットを期間限定・数量限定で楽しむことができます。旨みがあって高級魚のようにおいしいアイゴとズッキーニやトマトなどの夏野菜を煮込んで、檸檬とサフランで爽やかに仕上げました。海を想う人たちの力が一つになって生まれたサフランブイヤベースです。
▶︎EXIHIBITION
「氷のインスタレーション」
アーティスト：後藤朋美
http://www.tomomigoto.com/tomomi_goto.html
形態は変わり続けながら存在そのものは変わらずに在るもの。変わり続けることによる不変の表れ。氷と光が柔らかな像を描き、海の波音が響きます。
「海洋プラスチックを用いた舟のインスタレーション」
アーティスト：松澤有子
https://www.yukomatsuzawa.info/
逗子の小学校等の協力で集められたペットボトルの蓋。そこから「糸」を紡ぎ編んだ大きな舟が海洋プラスチックの魚たちと一緒に現れます。
▶︎TALK EVENT
「海の森はごちそう−藻場とアイゴから教わること−」
日時：2022年8月5日（金） 18 :30 - 20:00
定員 : 50名 参加費 : 500円（18歳以下無料）
ゲスト：友廣裕一（シーベジタブル共同代表）、長谷川友美（映画監督）、松尾琴美（Soup Stock Tokyo 商品部）
お申し込みはこちら https://uminorecipe-talk1.peatix.com
「海の時間と私たちの時間−ハワイの伝統航海カヌー「ホクレア」の旅から−」
日時：2022年8月12日（金） 18 :30 - 20:00
定員 : 50名 参加費 : 500円（18歳以下無料）
ゲスト：内野加奈子（ハワイ伝統航海カヌー「ホクレア」クルー）、stillwater
お申し込みはこちら https://uminorecipe-talk2.peatix.com
▶︎WORKSHOP
「魚網でつくるちくちくサコッシュ」
日時：2022年8月7日（日）13:30 - 14:30 / 15:00 - 16:00
定員：20名 参加費：1000円*（未就学児以上対象/サコッシュ1個分材料費込み）
*材料費等の都合で参加費用が他イベントと異なります。ご注意ください。
講師：松澤有子（アーティスト）
お申し込みはこちら https://uminorecipe-ws1.peatix.com
「海のプラスチックのお話と海洋プラスチックでぺったんカードづくり（はがき5枚付）」
日時：2022年8月11日（木） 13 :30 - 14:30
定員：20名 参加費：500円（材料費込み/はがき5枚制作）
講師：松澤有子（アーティスト）、クラゲのくらちゃん
お申し込みはこちら https://uminorecipe-ws2.peatix.com
▶︎LIVE EVENT
「音楽家による"海のうた"ミニライブ」
日時：2022年8月11日（木） 17 :30 - 18:30
定員：50名 参加費：500円（18歳以下無料）
出演：青柳拓次（音楽家）
お申し込みはこちら https://uminorecipe-live.peatix.com
次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として行われている『海の森、海のいま展』。「海のレシピプロジェクト」が取材で見聞きした"海のいま"を伝え、さまざまな切り口から語り合い、私たちの命の源である"海の森"にアプローチしていくイベントになっています。街中にいながら、海を聴く、学ぶ、味わう、触れることができる場なのです。
海が教えてくれる未知なる可能性は、私たちの暮らしにヒントを与えてくれるかもしれません。ぜひ東京で"海のいま"を感じてみませんか?
■Information
『海の森、海のいま展 -海のレシピプロジェクトと新たな航海のはじまり-』
日時：2022年8月3日（水）〜2022年8月12日（金）11:00 - 20:00
会場：Spiral Garden（Spiral 1F） 東京都港区南青山5-6-23 1F
入場料：無料
公式サイト：https://uminorecipe.jp
主催＝海のレシピプロジェクト実行委員会
共催＝日本財団 海と日本プロジェクト
協力＝ Soup Stock Tokyo、株式会社やまろ渡邉、株式会社天洋丸、タキヤ株式会社、キハラ株式会社
会場構成＝畝森泰行建築設計事務所
デザイン＝ direction Q
会場協力＝株式会社ワコールアートセンター
■Contact
海のレシピプロジェクト実行委員会
メールアドレス：uminorecipe@gmail.com
