内容紹介

いまから100年と少し前、人類は初めて空を飛んだ。人々は「ここではないどこか」へ行けるキップを手に入れて、空を越え、国を越え、いつしか自由な移動を楽しむようになった。

そして空港は、旅人が必ず通る場所であり、幾千もの人の交差点として、日々絶えずドラマが生まれるそれであり、加えて、彼らの旅に彩りをあたえてくれる場でもある。

そんな空と人との関係に立ち戻り、今一度、世界を見てみたい。

空への扉は誰の前にも開かれている。