TRANSIT39号
今こそ、キューバ
眠れるカリブの楽園へ
TRANSIT39号
今こそ、キューバ 眠れるカリブの楽園へ
内容紹介
カリブ海に浮かぶ島国・キューバ。カストロやゲバラが主導した革命によりアメリカとの国交を断絶して以降、社会主義国としてどこかヴェールにつつまれてきた孤高の島です。スペイン統治時代の建物に暮らし、1950年代のクラシックカーが乗用車として街を走っている、そんな"時を止めたような"暮らしのキューバが、2015年、アメリカとの国交回復を宣言し世界の注目を集めました。この国交回復により、今の暮らしや風景が失われてしまうかもしれない----その岐路にたつキューバを総力特集します。
取材
- 革命のゆくえ、みんなの幸せ/ハバナ、サンティアゴ・デ・クーバ
写真・文=安達康介
- キューバ漂流、その源流へ/バラデロ、トリニダー、バヤモ、バラコア 他
写真・文=山西崇文
- 夢みるキューバ/ハバナ
写真=ニコ・ペレズ
- なんでもない日々/サンクティ・スピリトゥス 他
写真・文=SAYAKA YAMAGUCHI
- スウィート・ハバナ・デイズ/ハバナ
写真・文=在本彌生
特集
- キューバの一家が考えた、幸せってなんだ?
- キューバを取りまく世界
- キューバのニューウェーブ
- なぜ、キューバへ向かうのか?
- いまさら聞けないキューバ革命
- 市民のたしなみと情熱
- 民俗舞踊団レポ
- 2010年、コムアイのキューバ旅
- 歴史総まくり
- 巨匠と芸術の世界
付録