#今日は何の日？
ドイツ統一の日
10月3日
10月3日はドイツ統一の日です。
1990年のこの日、それまで45年にわたって東西に分けられていたドイツが再統一、ドイツ連邦共和国が誕生しました。今日でもドイツでは、この日が建国記念日として祝日になっています。
東西ドイツの統一といえば、「ベルリンの壁の崩壊」を思い浮かべる人が多いはず。確かに1989年11月9日に起きた壁の崩壊がもっとも象徴的なできごとであり、当初はその日が祝日に指定されていました。
しかしこの日は、1923年のヒトラー・ルーデンドルフ一揆、1938年の反ユダヤ主義暴動「水晶の夜」がそれぞれ起きた日でもあることから、祝日とすることに反対意見が出ました。そのため、統一を祝してベルリンの国会議事堂前にドイツ統一旗が揚げられた10月3日が祝日に制定されたのです。
以来、ドイツ統一の日には連邦州や州政府が "Ländermeile" と呼ばれる市民祭を各都市で開催しています。特にベルリンを訪れれば、壁の遺跡や、東西ドイツの入り口だった「チェックポイント・チャーリー 」など、東西分断の名残を感じさせるスポットが今なお残されています。
©︎Jürgen Matern
1990年のこの日、それまで45年にわたって東西に分けられていたドイツが再統一、ドイツ連邦共和国が誕生しました。今日でもドイツでは、この日が建国記念日として祝日になっています。
©︎Lear 21
東西ドイツの統一といえば、「ベルリンの壁の崩壊」を思い浮かべる人が多いはず。確かに1989年11月9日に起きた壁の崩壊がもっとも象徴的なできごとであり、当初はその日が祝日に指定されていました。
©︎Bundesarchiv
しかしこの日は、1923年のヒトラー・ルーデンドルフ一揆、1938年の反ユダヤ主義暴動「水晶の夜」がそれぞれ起きた日でもあることから、祝日とすることに反対意見が出ました。そのため、統一を祝してベルリンの国会議事堂前にドイツ統一旗が揚げられた10月3日が祝日に制定されたのです。
©︎Michael.katzmann
以来、ドイツ統一の日には連邦州や州政府が "Ländermeile" と呼ばれる市民祭を各都市で開催しています。特にベルリンを訪れれば、壁の遺跡や、東西ドイツの入り口だった「チェックポイント・チャーリー 」など、東西分断の名残を感じさせるスポットが今なお残されています。
