今日はパプアニューギニアで行われる祝祭「ゴロカショー」の初日!ハイランド地方の街・ゴロカを中心に、約100の部族の伝統的な踊りや音楽が披露されます。
©︎Matthew and Heather
パプアニューギニアには800以上の部族があるといわれており、部族同士の争いがたびたび起こっていました。1957年にオーストラリからやってきた統治官たちは、争いではなく、それぞれの踊りや歌など平和的な方法で競わせることを思いつきます。
©︎Anselmo Lastra
その申し出を受けてゴロカ地区の村長たちが集まり、互いの伝統的な歌・踊り・音楽(シンシン)を披露し合う場として始まったのがゴロカショーなのです。今ではパプアニューギニアでもっとも歴史を誇る伝統行事となりました。
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祭りでは泥を全身にまとい、泥のマスクをかぶった部族・マッドマンや、全身を赤や黒に染め、豪華な冠をかぶった部族が次々と登場。古代からつづく文明の姿を現代で目の当たりにするのです。
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ゴロカショーが行われる期間はホテルの確保が困難なので、ひと足先に来年の計画を立ててみるのもおすすめです。