〈JAMESON〉&〈Dickies〉
異色のコラボ!? 国立競技場の
巨大駐車場にスケーターが集結!

アイルランド生まれのウイスキー〈JAMESON(ジェムソン)〉が、異色のコラボレーション! この9月にワークウェアブランド〈Dickies〉とタッグを組んだ限定デザインボトル「JAMESON×Dickies Limited」が発売された。この限定ボトルの発売を記念して、2023年9月22日(金)に国立競技場の大型駐車場で東京の人気プロスケーターたちを集めたイベント「Tokyo Skate Plaza by JAMESON & Dickies」が開催された。いったいどんなイベントになったのか? ここではそのイベントの様子をレポートしていきます!

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3回蒸留による豊かな香りとスムースな味わいで、世界中で愛されてきたアイリッシュウィスキーの〈JAMESON〉。歴史は古く、1780年、スコットランド生まれのジョン・ジェムソンによってアイルランドのダブリンで創業されたのがはじまり。高品質なウィスキーは国内外で受け入れられ、ダブリン市街に大きな工場を構え、樽職人、大工、鍛冶屋、塗装、石工、そして何匹かの猫を含む何百人もの労働者を雇用するほどに成長。19〜20世紀には、イギリス王室御用達ブランドにもなった。1972年に、工場を首都ダブリンからコーク州ミドルトンに移転してからも、クラフトマンシップを大切にしてウィスキー造りをしてきた。

そんな〈JAMESON〉が今回コラボレーションをしたのが、同じくクラフトマンたちに愛されてきたアメリカ発のワークウェア〈Dickies〉。〈Dickies〉の実用性を追求した引き算の美学と、〈JAMESON〉の3回の蒸留でウイスキー本来の味をシンプルに引き立てるといった無骨な魅力が共鳴。2023年9月から「JAMESON×Dickies Limited」が発売されることとなった。

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今回の限定ボトル発売を記念して9月22日に行われたイベント「Tokyo Skate Plaza by JAMESON & Dickies」では、日本のプロスケーターたちが国立競技場の駐車場に結集。中田海斗氏、森中一誠氏、榊原佳耶氏をはじめとする総勢10名以上のプロスケートボーダーたちのストリートコンペの再現に加え、アーティストのHaroshiさんや"YOPPI"こと江川芳文氏などが壇上するトークイベントが行われた。

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なぜ、スケートカルチャーと〈JAMESON〉×〈Dickeis〉のイベントを? と思う人もいるかもしれない。そこには〈JAMESON〉のブランド理念である「人と人とを繋げる」とも重なるものがある。

現在、東京のスケートシーンでは、パークでしか滑れない風潮も強く、カルチャーとしての発展には歯止めがかかっている実情がある。一方、世界に視点を広げると、スケーターとそれ以外の人が共存する空間"スケート・プラザ"があったり、スケートボードが社会に与えるポジティブな効果についても語られはじめている。

今回の「Tokyo Skate Plaza by JAMESON &Dickies」では、そんな都市とスケーターの共存について考えるとともに、スケートボード全般の幅広い可能性を応援するプロジェクトでもあるのだ。

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会場となったのは、国立競技場の駐車場。こんな場所でイベントを?とイベントに訪れる前からわくわく。到着してみると、広々とした空間に、特設のスケートパークとウイスキー樽をイメージしたテーブルが並べられ、すでに〈JAMESON〉のソーダ割を片手にDJの四つ打ちリズムに揺られながら思い思いに楽しむ人びとの姿が。 〈JAMESON〉のおともには、浅草にある〈Maple Pizza〉のNYスタイルのサラミピッツアを。〈Dickies〉のオーバーオールがお似合いの女の子がサーブしてくれました。さっぱりした〈JAMESON〉ソーダと、クリスピーなピッツァの相性が抜群◎。 ちなみに〈Maple Pizza〉の店主もスケーターというつながりが。

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特設パークでは、中田海斗氏、森中一誠氏、榊原佳耶氏をはじめとする総勢10名以上の人気プロスケートボーダーたちによるストリートセッションも行われた。目の前で次々と技が決められて、スピード感と迫力たっぷりで会場も大盛り上がり!

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そしてトークショーでは、スケートカルチャーを題材としたアート作品で、世界的に注目されているHaroshi氏、90年代の伝説的なストリートブランド〈HECTIC(ヘクティク)〉のディレクターとして知られる"YOPPI"こと江川芳文江川芳文氏、プロスケーターの小島優斗氏が登壇。

「スケートボードは、上手いとか下手ではなく、どれだけ好きでいられるか」 小島優斗さんの言葉は、スケートシーンのみならず、街のカルチャーをつくっていくうえで大切な感情かもしれません。音楽、おいしいもの、そしてお酒がある時間。そうしたもので、多様な人が行き交うストリートがつながっていけたら、と思わせてくれる時間でした。

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皆さんも秋の夜長に、ジェムソン・ソーダで乾杯してみてはいかがでしょうか。 アイルランド流に、Sláinte! (スロンチャ!)

INFORMATION

「JAMESON×Dickies Limited」

〈JAMESON〉と〈Dickies〉がコラボレーション! デニムベースのステッチをあしらったラベルデザインに。数量限定発売。
価格:¥2,506(税込)
原産国:アイルランド
アルコール度数:40%
内容量:700ml
問い合わせ先:JAMESON 20230922_Jameson x Dickies visual_19.jpeg

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