イタリアのミュージックシーンを
紐解くPlaylist「交差する音像」
by 佐藤 學さん

TRANSIT61号でイタリアの音楽について執筆してくれたミラノを活動拠点にする音楽家の佐藤學さんが、イタリア音楽のプレイリストをつくってくれました。

イタリア映画音楽の最重要人物からイタリアン・ポップス界の女王、そしてテンコ賞を受賞したシンガーソングライターまで。イタリアのミュージックシーンをじっくり味わえるプレイリスト「交差する音像」をお楽しみください!



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プレイリストのなかから、とくにおすすめアーティスト5人を選出。佐藤學さんの解説付きでご紹介します!

●カリブロ35(Calibro 35)

2007年にミラノで結成。70年代のイタリア・クライム・アクション映画音楽に影響を受けた骨太なサウンドと卓越した演奏能力は、国内外で高い評価を受けている。

●ヴィニーチョ・カポッセラー(Vinicio Capossela)

1965年生まれ。イタリアのトム・ウェイツと呼ばれる、孤高のベテラン吟遊詩人。アルバム部門で4度のテンコ賞など多くの賞を総ナメにしたメジャー界最左翼の人気歌手。

●アンドレア・ポッジョ(Andrea Poggio)

1982年生まれ。弁護士の肩書きをもつシンガーソングライター。2017年、ソロ1作目の『Controluce』を発表。翌年のテンコ賞オペラ・プリマ部門で5位に入賞。

●オーポポーイオ(Ooopopoiooo)

2012年に結成された、ヴィンチェンツォ・ヴァージとヴァレリア・ストゥルバによるテルミンデュオ。コミカルかつ、高い演奏技術に裏付けされたパフォーマンスは必見。

●エニーアザー(Any Other)

1994年生まれのシンガーソングライター、アデレ・アルトロのプロジェクト。2018年にスペイン・バルセロナのプリマベーラフェスティバルに招待され大きな話題になった。

イタリア音楽に興味が湧いたなら、TRANSIT61号『イタリア いつだってイタリアが好き!』もチェック!

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©︎Pedro Szekely



TRANSIT本誌ではここで紹介したイタリア音楽の情報のみならず、ロマンあふれるイタリアの風景や歴史をお届けしています。イタリアが大好きな人はもちろん、そうでない人もイタリアに行きたくなること間違いなし!な一冊です。ぜひ読んでみてください。

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