7月24日はテキーラの日!
2006年、メキシコの「リュウゼツラン景観と古代テキーラ産業施設群」がユネスコ世界文化遺産に登録されたことにちなみ、アメリカで制定されたこの日。
日本でもメキシコ大使館によって2017年から祝われています。
アガベアスル畑 ©sergio niebla
テキーラとは、多肉植物リュウゼツランの一種、アガベアスルを原料とした蒸留酒。もともとメキシコで生産されていた地酒「プルケ」を蒸留した「メスカル」の一種です。
なかでも、名前の由来になったテキーラ村を擁するハリスコ州など、認められた5州で生産されるもののみが「テキーラ」と名乗ることができます。
テキーラ村 ©Gabriel Saldana
テキーラといえば、アルコール度数が強いイメージがある方も多いかもしれません。しかし、テキーラの度数は法律で35~55%の間にすることが定められており、実はウイスキーなどとほとんど同じです。
©Nigab Pressbilder
そんなテキーラのおすすめの飲み方は、ライムや塩といっしょに楽しむ方法。まずは親指と人差し指をライムで濡らしてから塩を舐め、キンキンに冷やしたテキーラをショットで一気に飲み干し、テキーラが残っているうちにライムをかじるのが伝統的なメキシコ流のたしなみ方です。
また、サングリータと呼ばれるトマトジュースをベースにした飲み物をチェイサーとして楽しむメキシコ人も多いんだとか。
©chrisjara
段々と暑さが増し、テキーラがおいしくなる季節!ぜひ本場メキシコ流の楽しみ方で魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。
TRANSIT最新号では、テキーラをはじめメキシコのアルコールについてまだまだご紹介。そのほか、マヤやアステカといった数多の古代文明の秘密、タコスやメスカルなどの魅惑の食文化、独自の死生観や信仰心が込められたフィエスタなど、メキシカンカルチャーを大特集しています。
つづきは
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