今日8月15日は、パナマ運河が開通した日!パナマ運河は全長82km、幅は90~200mの、カリブ海と太平洋を結ぶ大運河です。
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北アメリカ大陸と南アメリカ大陸は陸つづきであるため、当時、北アメリカ東岸のニューヨークから西岸のサンフランシスコへ行く際には、南アメリカ大陸を沿って南下し、パタゴニアをぐるりと回って西を目指す必要がありました。パナマ運河の開通によって、その約半分以下の距離での行き来が可能になったのです。
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この運河の開通が、人びとの移動や時間、物流にもたらした経済効果は莫大であったといわれています。
現在でもパナマ共和国の貿易の根幹を担うパナマ運河ですが、観光でもその航海を楽しむことができます。首都パナマシティのバルボア港からは、毎週のように遊覧船クルーズが出港しているのです。
©︎Greg Hirson
川面をゆったりと進み、カリブの海風を肌に感じれば、この大運河の永い歴史が目に浮かんできます。