TRANSIT40号
ポルトガル
この世界の西の果てで
TRANSIT40号
ポルトガル この世界の西の果てで
内容紹介
ユーラシア大陸の西の端の国、ポルトガル。大西洋を飛び出し、世界の半分を制したかつての大国です。日本にも1543年にやってきて、言葉や食などにさまざまな影響を及ぼしました。だけど現在のポルトガルはというと、スペインやイギリスなど近隣の大国の影に隠れがち(?)で、どこか控えめな印象。今回は、いつからかぼんやりとしてしまった"最果ての国"の輪郭をはっきり捉えるべく、多くの取材を敢行しました。ノスタルジックなムードのなかに、新しい風が吹き始めているポルトガル。最果ての国の魅力を再発見する旅へ。
取材
- ポルトガルが奏でる風景
写真=宮本 武
- 最果ての潮騒
写真=山田博行 文=小山内 隆
- アレンテージョへ 歌とともにある人びと
写真=野村恵子 文=岡田カーヤ
- 春の野山を越えて
写真=今津聡子 文=林紗代香(TRANSIT)
- 最果ての果て、アソーレス諸島へ
写真・文=安森智子
- 隔離された黒いレイヤー
写真・文=NUMA
- ブルーを追いかけて
写真・文=吉次史成
特集
- 偉大なる10人のポルトガル人
- ポルトガルの冒険の書
- ポルトガルって何だ?
- ポルトガル人のおいしい1日
- ポルトガル・サッカー講座
- 日本と南蛮の交差点
- ポルトガルの新しい才能
- スペクトラ −越境の民−
写真=佐藤健寿
付録