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マンガで知る古代ローマ!
古代ローマ帝国は
どうやって超大国になり、なぜ滅んだ?
Story - 2023.09.23
#Comic
#TRANSIT61号
#イタリア
#ローマ
#歴史
古代エトルリアを征服し、古代ギリシアを模倣し、ヨーロッパ諸国を席巻した古代ローマという勢力。王政から共和政、帝政へと移行しながら国土を拡大した結果、自らも手に負えないほどの巨大国家へと膨張した。そんな古代ローマのはじまりから終わりまでを、総ざらい!
text=TRANSIT
illustration=ALESSANDRO BIOLETTI
●ローマの夜明け / BC753〜BC272年
紀元前753年、狼に育てられたとされる双子の兄弟ロムルスとレムスが、エトルリアの植民地下にあったパラティーノの丘に都市国家ローマを建国する。王政に始まったローマは共和政へ移行し、民会の設置や法の整備、軍の強化を進めてイタリア半島を統一。
●共和政ローマの躍進 / BC264~BC146年
イタリア半島を統一したローマは、地中海対岸の北アフリカで勢力を拡大していた都市国家カルタゴに標的を定める。紀元前264年、シチリア島の所有権をめぐり戦いの火蓋が切られてから、3度にわたるポエニ戦争の激戦を制して地中海を手中に収めた。
●内乱の一世紀から帝政ローマへ / BC133~200年
領土拡大につれ、多くの奴隷と安価な作物が流入したことで、中小農民が没落。国力は低下し、奴隷もたびたび反乱を起こしてローマ社会は存続の危機に。そこで登場したのが英雄ユリウス・カエサル。彼は数々の内乱を平定し、帝政への下地をつくった。98-117 ADのトラヤヌス帝の治世で、ローマ帝国は最大領土となった。
●東西分裂とローマの滅亡 / 212~476年
ローマがもっとも安定した「五賢帝時代」をへて、ローマは迷走の時代に突入。皇位争いが勃発し皇帝の力が弱まると、異民族の侵入や奴隷の反乱が頻発する。4世紀末に東西に分裂後、100年を待たずして西ローマ帝国が滅亡。古代ローマ帝国は幕を閉じた。
「コロッセオが崩れるとき、ローマも滅びる。そしてローマが滅びるとき、世界もまた滅亡する」と言われるほどの繁栄を誇った古代ローマ帝国。その芽生えから滅亡するまでの、約1200年超の歴史を駆け足で振り返った。ローマ帝国は滅びても、現代イタリアを旅しながら建築や生活様式をとおして古代ローマの面影に出会える、かも?
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