今日はフランスを代表する作家、サン・テグジュペリの誕生日です。
パイロットの仕事をしていた彼は、旅の体験と人生観を生かして『夜間飛行』や『星の王子さま』を執筆しました。
©︎Joan
"ほんとうに大切なものは目に見えないんだよ"といった、彼自身の哲学を感じさせる言葉がちりばめられた児童文学『星の王子さま』は、200カ国語以上に翻訳されるベストセラーとなりました。
©︎Dave Stagner
サン・テグジュペリが生まれ育ったのはフランスのリヨンです。西をセーヌ川、東をローヌ川が流れる、おだやかな美食の都。郊外には、彼の生誕百周年を記念して名付けられた「サンテグジュペリ国際空港」があります。銀色の近代的な外観で、正面からのフォルムは翼を広げた鳥のよう。内側から眺める、ガラス張りの壁も壮観です。
©︎marc.desbordes
空港に自分の名がつけられたと知ったら、パイロットであったサン・テグジュペリはどんな気持ちになるのでしょう。訪れたときには、ぜひそんな空想を膨らませてみてください。
©︎Pedro Szekely