#イタリアでしたい10のこと
No.1 北イタリア料理が食べたい
お腹いっぱいになれるスタミナ飯

Story - 2023.09.27

美食の国イタリアを旅するなら、北から南、食前酒からデザートまで味わい尽くしたい！メジャーなものから、ニッチなものまで、たくさんの"美味しい！"を集めました。

知ってるようで、実は知らない？イタリア料理。編集部の選ぶコース料理を地域ごとにお届けします。第1弾は北イタリアの料理から8選！それではみなさん、Buon appettito！

text=KANAMI OKIIMURA

●Antipasto・前菜

ヴィテッロ・トンナート／Vitello Tonnato

加熱した仔牛のブロックを薄くスライスし、ツナやケイパー入りのマヨネーズソースをかけたピエモンテ料理。

©Andreas

フォンドゥータ／Fonduta

ヴァッレ・ダオスタ州のフォンティーナチーズに牛乳や卵黄を溶かしたチーズフォンデュ。パンをつけていただく。

©Liudmila Chernetska

●Primo Piatto・米やパスタ料理など

ラディッキオのリゾット／Risotto al Radicchio Rosso

ヴェネト州名産のラディッキオのほろ苦さとパルミジャーノ・チーズや生クリームのまろやかさが溶けあうリゾット。

©iStock

カボチャのトルテッリ／Tortelli di Zucca

カボチャの甘みを感じるロンバルディア州マントヴァの名物パスタでラヴィオリの一種。セージバターで仕上げる。

©iStock

●Secondo Piatto・肉、魚料理など

ミラノ風カツレツ／Cotoletta alla Milanese

薄く叩いて伸ばした仔牛肉にチーズを混ぜた細かいパン粉をまぶし、たっぷりのバターを使って揚げるミラノ名物。

©iStock

グーラッシュ／Gulash

牛肉の赤ワイン煮込みでパプリカを入れるのが特徴。ハンガリー発祥の料理だが、北イタリアでも馴染み深い。

©Kobako

●Dolce・デザート

パンナコッタ／Panna Cotta

酪農が盛んなピエモンテ発祥。生クリーム（パンナ）のコクを感じるデザート。

ストゥルーデル／Strudel

リンゴやシナモンを詰めたトレンティーノ=アルト・アディジェ州名物のパイ。

©Matúš Benian

TRANSIT本誌では、ここで紹介したイタリアの郷土料理以外にもロマンあふれるイタリアの風景や歴史をお届けしています。イタリアが大好きな人はもちろん、そうでない人もイタリアに行きたくなること間違いなし！な一冊です。ぜひ読んでみてください。