イタリアのレトロモダンな
ライブラリーミュージック集!
Playlist by TRANSIT

TRANSIT61号 イタリア特集の発売に合わせて、編集部がイタリア音楽のプレイリスト「レトロモダンミュージック」をつくりました。

イタリアのライブラリーミュージックの重鎮から久石譲、北野武などにインスパイアされたという、注目のシンガーソングライターたちをピックアップ。80年代の日本の音楽シーンにも通づる音楽を中心に、クラシカルなムードで踊りたくなる曲の数々をお楽しみください!



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プレイリストのなかから、とくにおすすめのアーティスト5人を選出。少しだけ解説します。

●ニュー・ギニア(Nu Genea)

2015年にマッシモ・ディ・レナとルシオ・アクイリナが結成したイタリア・ナポリのディスコファンクユニット。ディスコファンクやラテングルーブをベースに、ワールドミュージックが調和したサウンドはどこか懐かしく踊りたくなるようなものばかり。編集部おすすめアーティストです!

●ジュリアーノ・ソルジーニ(Giuliano Sorgini)

1974年のヨーロピアン・ゾンビ・クラシック映画『悪魔の墓場』のサントラで知られるイタリア・ローマの奇才作曲家。ライブラリーミュージックの重鎮としても知られる彼の楽曲は、ファンク、サイケ、ジャズ、ロック、ディスコ、ワールドミュージックなどさまざまな音楽に精通しており、狂気じみたグルーブは中毒性抜群。

●アッズーロ80(Azzurro 80 )

テレビや映画、CMのために制作された音源に傾倒する作曲家兼プロデューサー。ローマを拠点とする彼が生み出す音楽は、80年代のイタリアンポップスとメディアカルチャーにインスパイアされた電子サウンドが特徴的。爽やかで懐かしいメロディーは、80年代の日本の音楽シーンを彷彿とさせる。

●リンダ・フェキ(LNDFK)

いろいろな国の文学や映画をテーマに、独創的な世界観を発信するナポリ出身のシンガーソングライター。デビュー・アルバム『Kuni』の収録曲には、久石譲や北野武にインスパイアを受けた楽曲があるなど、日本人にとっても親和性の高いアーティスト。

●ピノ・プレスティ(Pino Presti)

1943年生まれ、イタリアのミラノ出身の指揮者、編曲家、ベーシスト、作曲家、プロデューサー。アフロコズミックなグルーブとクラシカルなサウンドを生み出す彼は、松濤館(しょうとうかん)空手の黒帯5段保有者だったことでも知られている。

イタリア音楽に興味が湧いたなら、TRANSIT61号『イタリア いつだってイタリアが好き!』もチェック!

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©︎Pedro



TRANSIT本誌ではここで紹介したイタリア音楽の情報のみならず、ロマンあふれるイタリアの風景や歴史をお届けしています。イタリアが大好きな人はもちろん、そうでない人もイタリアに行きたくなること間違いなし!な一冊です。ぜひ読んでみてください。

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