ナシ・ゴレン、サテ、ソト・アヤム......
インドネシアで食べたい!
ハーブ&スパイス多様グルメ

ナシ・ゴレン、ルンダン、 チキンライスなど、マレー半島と インドネシア地域には共通または類似する料理が分布している。
今回はインドネシア編。インドネシアグルメの成り立ちや特徴をぜひ見つけてみてください!

*本記事は、『TRANSIT 63号 インドネシア、マレーシア、シンガポール 熱狂アジアの秘境へ』の記事の一部を抜粋しています。

cooperation= YOKO ASANO, OTO FURUKAWA, SUMIKO INO
text= TRANSIT



ほかの2カ国に比べ、レモングラスやターメリックの葉、ランクアスなど生のハーブを多用するのが特 徴。乾燥スパイスを用いる料理は、イスラーム流入以後にスマトラから分布した。ハーブと香辛料をつぶして作る調味料のサンバルもインドネシア料理の要。


1.ガド・ガド / Gado Gado


インゲンやジャガイモなどの温野菜に甘辛いピーナッツソースをかけた日常のおかず。 Indonesia_1.jpg
©️Sakurai Midori

2.ペペス・イカン / Pepes Ikan


魚(イカン)をバナナの葉に包んで蒸し焼きにした料理。ハーブとスパイスを多用する。 Indonesia_2.jpg
©️Gunawan Kartapranate

3.バッソ / Bakso


屋台ではお馴染みの肉団子スープ。麵が入るミー・バッソとともに広く国民に愛される。 Indonesia_3.jpg

4.テンペ・ゴレン / Tempe Goreng


大豆を発酵させたインドネシア版納豆・テンペを揚げたもの。副菜にもスナックにも。 Indonesia_4.jpg
©️Nurudin Jauhari

5.ソト・アヤム / Soto Ayam


鶏肉、野菜、茹で卵などが入った辛味のないスープ。ウコンを加えた黄色いスープが一般的。 Indonesia_5.jpg
©️Muhammad Noor Fikri

6.アヤム・ゴレン / Ayam Goreng


鶏の唐揚げ。黒醬油に漬け込んだものやスパイスの効いたものなどさまざま。 Indonesia_6.jpg
©️Zany Maulana

7.ミー・ゴレン / Mee Goreng/Mie Goreng


麺(ミー)をフライパンで炒めたスパイシーな焼きそば。マレー系、中国系などで味が異なる。 Indonesia_7.jpg
©️aniekandriani

8.ナシ・ゴレン / Nasi Goreng


サンバルなどの辛味調味料を用いたチャーハン。フライパン料理は中国の影響を受けている。 Indonesia_8.jpg
©️Efti Yunita

9.ミー・パンシット、ドライワンタン・ミー / Mie Pangsit, Dry Wanton Mee


甘辛い味つけのチャーシューやワンタンがのった汁なしの和え麺。中国系の影響を受けている。 Indonesia_9.jpg
©️Christ-lover

10.サテ / Sate


3国を含む東南アジアで広く食べられる串焼き。鶏肉を使ったサテ・アヤムがもっとも定番。 Indonesia_10.jpg
©️Zany Maulana



TRANSIT本誌ではインドネシア料理だけでなく、シンガポール、マレーシア料理もたっぷり掲載しています。見た目や名前は似ているけれど、3国の料理には意外な相違点や共通点がまだまだあります!
その他にも、文化や歴史など東南アジアの3国の様々な側面を知ることができるボリューミーな1冊です。

ぜひチェックしてみてください!

Recommend

See Also

OVS_T63_2.jpg

海の向こうのローカル風土記 vol.11シンガポールのラクサby〈...

DSC03535.jpg

MORNING PEOPLE with〈Rab〉氷職人/山本仁一郎...

P170-171_Bali_6.jpg

未開拓の島が1万7000以上! 天然のアドベンチャーが広がる イン...

240320_web_food_chickenrice_02.JPG

食べ物にも国民性が出る?インドネシア、マレーシア、シンガポール 『...