#今日は何の日？
天文学の父が"有罪"になった日！
6月22日
今日は、地動説を唱えたガリレオ・ガリレイに有罪判決が下された日です。
今でこそ天文学の父と呼ばれているガリレオですが、当時は聖書の記述から天動説が正当とされていたため、異端者として罰せられることとなりました。地動説を諦める旨の異端誓絶文を読み上げた後につぶやいたとされる「それでも地球は回っている」という言葉はあまりにも有名です。
裁判が行われたのは、ローマ唯一のゴシック教会であるサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会。外観は質素な造りですが、その内部ではロイヤルブルーの天井と数多の美術作品が訪れる人びとを待ち構えています。その貴重な収蔵品の数々から、「小さな美術館」とも形容されています。
教会に入って右手、「カラファの礼拝堂」で見られるのは、フィリッピーノ・リッピの作品群。大きな図面と、現在でも褪せぬ美しい色彩に惹き込まれます。
奥へ進むと、巨匠ミケランジェロによる彫刻「あがないの主イエス・キリスト」像が。
科学史にも残るこの教会で、迫力あふれるイタリア芸術を楽しんでみてはいかがでしょう。
©︎Justus Sustermans
今でこそ天文学の父と呼ばれているガリレオですが、当時は聖書の記述から天動説が正当とされていたため、異端者として罰せられることとなりました。地動説を諦める旨の異端誓絶文を読み上げた後につぶやいたとされる「それでも地球は回っている」という言葉はあまりにも有名です。
異端審問を受けるガリレオ ©︎Joseph-Nicolas Robert-Fleury
裁判が行われたのは、ローマ唯一のゴシック教会であるサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会。外観は質素な造りですが、その内部ではロイヤルブルーの天井と数多の美術作品が訪れる人びとを待ち構えています。その貴重な収蔵品の数々から、「小さな美術館」とも形容されています。
©︎Sean X Liu
教会に入って右手、「カラファの礼拝堂」で見られるのは、フィリッピーノ・リッピの作品群。大きな図面と、現在でも褪せぬ美しい色彩に惹き込まれます。
©︎Richard Mortel
奥へ進むと、巨匠ミケランジェロによる彫刻「あがないの主イエス・キリスト」像が。
科学史にも残るこの教会で、迫力あふれるイタリア芸術を楽しんでみてはいかがでしょう。
